なるべく数年のうちにお山を購入して幼少期に楽しんだいきものが沢山居る環境を再現しようと考えてました。
私は神奈川と東京の県境で育ち、自然遊びするにも周辺にはほとんどアメリカザリガニしかいませんでしたが、父の実家が四国で海ではアワビなどの貝類がたくさんおり、近場の小川には魚群が見えて、網を入れるとたくさんのいきものが入りました。
毎年夏に四国に行くのが楽しみでしたが、そこも開発でほとんどいきもののいない川になりました。
数年前に四国へ行きそこで一緒に遊んだ親戚と川で魚とったり、アワビいたり楽しかったよね〜なんて話をしたら「私の子供達はあの楽しみを知らないのよ、本当にもったいない、便利にはなったけど大事な環境を失った」と話してました。
自分が再現したい「いきものがたくさんいる環境」の原点はここにありそうです。
そんなある日、遊びに行った谷戸でメダカなどの保全されてる方と出会い、その方がため池を作りたいと申してたので、仲間とそこの谷戸にある休耕田を掘って水をひき入れて小さなため池を作りました。
「よくやったな〜」とメダカの保全をされてる方も喜んでくださいました。調子に乗ってあそこも、ここも掘りたい、ってお願いしたら、わかった勝手にしろと許可が出たので、あちらこちら掘って水路も充実させました。
棚田の再生をすれば止水環境のいきものは増えますよね。広く茂ってしまった笹を刈り払いして植物の多様性を高めれば草原のいきものも増える事になるのでそこも頑張ります。
課題はたくさんですが、将来やりたかった夢の一部がここで叶っております!感謝!!ここでいきものが多い環境を作り、同時に多くの方々に役立つような仕組みを考えて一般化できれば、いきものが多い環境を各地に残せるのではないかと、考えております。